アメリカにはたくさんのドッグパークがあり、犬同士が自由に遊べる場所として人気ですよね。
しかし実は、「ドッグパークには行かない」と決めている飼い主も少なくありません。
私自身もその1人です。
一見楽しそうに見えても、実際には犬同士(飼い主同士)のトラブルや安全面のリスクがとても大きいからです。
この記事では、私がドッグパークを避ける理由、そして代わりにどんな場所へ行っているのかを詳しく紹介します。

トラブルが起きやすい
ドッグパークはフェンスがありどんな犬でも入れるため、性格も興奮度もバラバラの犬が集まります。その結果、色々なトラブルが頻繁に起こる可能性が高くなります。
- 飛びかかり
- マウント
- 過度な追いかけっこ
- 威嚇やケンカ
- おもちゃやおやつの取り合い
特に大型犬は、たとえ相手の犬が原因でも責められやすいという現実があります。
犬同士の喧嘩が起こると飼い主が止めに入ることもあり、私たち飼い主側の怪我にも繋がります。
しつけやトレーニングが不十分な犬
ドッグパークはフェンスがある安心感からか基礎トレーニングができていない犬が非常に多いです。
特に呼び戻し(Recall)が出来ていない犬が多く、しっかりトレーニングされた犬が不利になることもあります。
私はドッグパークを
”先生がいない幼稚園(好き勝手し放題な場所)”だと思っています。
JOYも過度にしつこい犬に追いかけまわされたり、おもちゃを返してもらえなかったことが何度もありました。
飼い主の犬への理解不足
問題は犬だけではありません。
飼い主がスマホや会話に夢中で犬を見ていないという光景もよく目にします。勝手に遊ばせておけばいいと思っているのでしょう。
- ケンカの前兆に気づかない
- 圧が強い犬を止めない
- 自分の犬が迷惑をかけていることを理解していない
といったトラブルが起こる環境が揃っているのです。
“犬同士で解決させる” と考えている飼い主も多く、これは状況が悪化する可能性があり、とても危険です。
広い自然エリアへ
ここまで読んで「じゃあどこで遊ばせてるの?」と思う方もいるでしょう。
誤解してほしくないのは、犬を広い場所で遊ばせていないわけではないということ。
避けているのは、犬が密集していて、逃げ場がなくなる“フェンス付きのドッグパーク”です。
アメリカにはフェンスがなくても犬OKの、広大で安全な自然スポットがたくさんあります。
私がJOYとよく行くフェンスがないスポット
- Grove(広々とした森・芝生エリア)

- Ocean Beach

- Fort Funston(SF屈指の巨大自然エリア)

これらの場所は近くに道路がないので、車やバイクの飛び出しもなく、のびのび走り回って遊ぶ事ができます。
なぜ「フェンスのあるドッグパーク」は避けるのに、FortやビーチはOKなのか?
自然エリアでは、
- 広いため犬同士が距離を保ちやすい
- トラブルになる前に離れられる
- フェンスがないことによって犬達のストレスが軽減される
- 遊ぶというより運動目的で来ている人が多い(おもちゃがない)
というメリットがあります。
犬への理解が深い飼い主・ドッグウォーカーが多い
フェンスのない場所では、呼び戻しや基本コマンドができていない犬は危険なため、必然的に変な犬が少ないです。
その結果、自然と“しっかりトレーニングされている犬””トレーニングを頑張る飼い主”が集まる傾向にあるのです。
- 犬をよく理解している
- トラブルの兆候に気づける
- コントロールを大切にする
- プロのドッグウォーカーの質が高い
など、犬への理解度、経験値が高い人が集まりやすいのが自然エリアの良さです。
100%安全な場所は存在しない
とはいえ、どんな場所でも、犬同士のトラブルや予想外の問題は起こり得ます。
大事なのは「どこへ行っても油断しない」「愛犬をしっかり観察する」ことです。
もし喧嘩になってしまった場合、どう対応するかを、前もって考えておくことも重要です。
本当に自由に運動させたいときは貸切スペース(Sniffspot)へ
フェンスがないエリアで遊ばせるのは怖い、でもドッグパークも避けたい…
という方にはSniffspot(貸切ドッグスペース)の利用がオススメです。
- 他の犬がいない
- リードオフでも安全
- 怪我やケンカのリスクがほぼゼロ
- どんなサイズの犬でも全力で走れる
という圧倒的な安心感があります。
Sniffspotの紹介はこちらの記事で書いています
➡︎【アメリカで犬と暮らす人にオススメ最強犬アプリ【RoverやSniffspotなど】】
まとめ:ドッグパークは“メリットよりリスクが大きい”
ドッグパークは楽しい印象がありますが、現実にはリスクの方が圧倒的に大きいと感じます。
もちろん全てのドッグパークが悪いわけではありません。しっかりした飼い主や、相性のいい犬に出会えることもあります。
ですが私は、
✔ フェンス付きドッグパーク → 誰もいない時のみ
✔ 広い自然エリア → 日常での利用
✔ 貸切スペース → 旅行先や数匹の世話をしている時に利用
というスタイルに落ち着きました。

あなたの犬の性格や環境に合う「安心して遊べる場所」をぜひ見つけてあげてください。



フェンス越しだと強く反応して吠える・吠えてくる犬を見たことはありませんか?
それはバリアリアクティビティ(Barrier Reactivity)やバリアフラストレーション(Barrier Frustration)といって、フェンスがあることによってストレスが溜まり、必要以上に興奮してしまう現象です。フェンスがないと、近づくか離れるかも自分で選べるため、犬のストレスが大きく軽減されるのです。