
こんにちは!サンフランシスコ在住のゆりです!
最近、フォスターをする中で
「SNSの力って本当に大きいな」と感じることが増えました。
シェルターにいるだけではなかなか届かなかったその子の魅力が、投稿を通してたくさんの人に届き、状況が一気に動く瞬間があります。
実際に、長い間家族が見つからなかった子が、
一つの投稿をきっかけに一瞬で新しい家族と出会うこともありました。
今の時代、
ほとんどの人が何かしらのSNSを使っていますよね。
だからこそ、
SNSが思っている以上に大きな力を持つことがあります。
もちろん、魔法のようにすべてを解決してくれるものではありません。
それでも、たった1つの投稿で、その子の未来を大きく変えることがあるのも事実です。
例え里親になることが難しくても、
フォスターが出来なくても、
SNSを通してできることは確実にあります。
この記事では、フォスターを通して感じたSNSの影響力と、シェルターのリアルな現実についてお話しします。

なぜSNSで保護犬が救われるのか
シェルターにいる犬達は、
基本的にはその場所に足を運んだ人にしか見てもらえません。
でも私たちがSNSに投稿することによって、
シェルターに来れる人だけでなく、遠くに住んでいる人や、たまたま投稿を見かけた人にも届きます。
これまで出会うはずのなかった人にまで存在が届くことで、その子の可能性は一気に広がります。
シェルターのサイトにも犬達の情報は載っていますが、それだけではわからない、甘え方や遊び方、ふとした表情。
そういったものがSNSでは見ることが出来ます。
そのちょっとした、ひとつひとつが積み重なり、
「この子に会ってみたい」という気持ちに変わっていくきっかけになるのです。
保護犬を迎えるとき、多くの人は非常に慎重になります。
でも日常の様子が見えることで、
その子の性格や生活のイメージがしやすくなり、
決断へのハードルがぐっと下がるのです。
実際に感じた「変化の速さ」
SNSの投稿がきっかけで状況が一気に動くことがたくさんあります。
実際に私がフォスターしていた子は、
生まれてまもなくシェルターに届けられ、
生後5ヶ月まで誰の目にも止まることなくシェルターで過ごしていました。
人が大好きで、甘えん方な子が、どうしてまだシェルターにいるのか不思議に思うほどでした。
その子をフォスターしてすぐSNSに投稿したところ、
それまで全くなかった問い合わせが急に増え、
結果的に1週間で家族が決まったのです。
もしあのときフォスターしていなかったら、
私が投稿していなかったら、
この子はまだ待ち続けていたかもしれない。
そう思うと、フォスターとSNSの影響力の大きさを実感せずにはいられませんでした。
どんな投稿が届きやすいのか

特別におしゃれな写真や完璧な動画である必要はありません。
むしろ大切なのは、その子らしさが自然に伝わることです。
そういった何気ない日常の一瞬が、見る人の心を動かします。
また、生活面についても正直に伝えることが大切だと感じます。
お留守番の様子や、悪さをしてしまった時のことなど、一見するとマイナスに見えそうな情報も含めて共有することで過度な期待をさせず、ミスマッチを防ぐことになり、その子によりあった家庭に届きます。
フォスターをしていなくてもできること
「フォスターも出来ないし、シェルターの犬達の投稿をしてあげることもできない」
そう思っていませんか?
SNSを”見ている側”でも、できることはあります。
誰かの投稿に反応したり、シェアしたりするだけでも、その子がより多くの人の目に留まる可能性が広がります。
SNSは発信する人だけで成り立っているわけではなく、その投稿を広げる人の存在もあってこそ、大きな力になります。
たった一つのいいねや、リポストでも、
命を繋ぐきっかけになることがあるのです。
あなたがシェアしたことによって、
どこかで「この子だ」と思える運命の出会いが生まれることもあるかもしれません。
シェルターの現実
フォスターを始めるまで、私はシェルターの現実を深く知りませんでした。
多くのシェルターやレスキュー団体は非営利団体として活動しており、地域の支援や寄付によって成り立っています。
スタッフの人数が限られていたり、
ボランティアの協力に大きく支えられていたりするため、
日々の犬たちのお世話だけでも大変なことが少なくありません。
もちろん、SNSの更新やホームページの管理、
譲渡会の開催などに力を入れている団体もたくさんあります。
それでも、限られた時間や人手の中では、
すべての犬の魅力を十分に発信することは簡単ではありません。
本当は人が大好きだったり、
家庭犬として素晴らしい一面を持っていたりしても、その魅力がまだ多くの人に知られていない犬たちがたくさんいます。
だからこそ、フォスターやボランティア、
そしてSNSで情報を広げてくれる人たちの存在が大切なのだと感じています。
今もシェルターで長い時間を過ごしている犬たちの中にも、出会うべき家族とまだ出会えていないのだと思います。
でも、SNSだけで救えるわけではない
SNSには大きな力がありますが、
もちろんそれだけですべてが解決するわけではありません。
見た目の印象だけで判断されてしまったり、
一時的な感情で「飼いたい」と思われてしまうこともあります。
また、情報の一部だけが切り取られて誤解を生むこともあります。
だからこそ、最終的に重要になるのは
己の勘と、レスキュー団体の審査やマッチングです。
SNSはあくまで“きっかけ”。
その先にある、責任ある判断があってこそ、本当に犬の命が守られるのです。
なぜ私は発信を続けるのか

私がフォスターをしているRocket Dog rescueやMilo Foundationに行くと、
「この子の魅力をもっと伝えたい!!」と思う子たちにたくさん出会います。
しかし私が預かれる数には限りがあります。
シェルターにいるすべての犬を助けることはできません。
それでも、出会う子たちは、どの子も優しくて、人が大好きで、どうして今まで家族が見つからないのか不思議に思う子ばかりです。
一緒に過ごしてみると、
その子らしい可愛さや個性がどんどん見えてきます。
甘えん坊だったり、少しおっちょこちょいだったり、実はとても賢かったり。
そんな魅力は、シェルターのケージ越しではなかなか伝わりません。
だからこそ、その子たちの姿を少しでも多くの人に知ってほしいと思います。
たった一人でも「この子に会ってみたい」と思ってくれる人が現れるかもしれない。
そう思うと、私は発信せずにはいられないのです。
まとめ|1つの投稿が未来を変えることもある
SNSが犬の命を救うか?と聞かれたら、
答えはシンプルです。
「救うことがある」
出会いの数が増え、
その子のストーリーが伝わり、不安が減る。
そうした積み重ねによって、これまで繋がらなかったご縁が生まれます。
もし今フォスターをしている方がいたら、ぜひ日常の一瞬を発信してみてください。
そしてフォスターをしていない方でも、その投稿を広げることで、命を繋ぐことができます。
その1つの投稿が、
その子の未来を変えるきっかけになるかもしれません!
そして、それでもブリーダーからお迎えしたいと思った方はこちらの記事を参考にしてください。
➡︎ 知らないと危険!バックヤードブリーダーと良質ブリーダーの違いを徹底解説(アメリカ版)



