
こんにちは!アメリカで保護犬活動をしているゆりです!
これまで何頭もの子犬を世話してきましたが、毎回大変なのがトイレトレーニングです。
「子犬を迎えたけど、トイレってどうやって教えたらいいの?」
「なかなか外でしてくれない…」
「失敗したときはどうするのがいいの?」
こんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
日本では室内のトイレシートで教える方法が一般的ですが、
アメリカではできるだけ早いうちから外でトイレをする習慣をつける家庭が多いです。
この記事では、アメリカで一般的な外トイレの教え方を中心に、私自身がフォスター犬たちと実践してきた方法や、スムーズに覚えてもらうためのコツを紹介します。
これから子犬を迎える方も、今まさにトイレトレーニングに奮闘中の方も、ぜひ参考にしてみてください!
トイレトレーニングを始める前に、必要なグッズや「迎える前に知っておきたいこと」をまとめた記事もあります。まだ準備中の方は、こちらもぜひどうぞ。
▶︎関連記事:【完全保存版】アメリカで子犬を迎えたい!何を準備したらいい?必要なものリスト
アメリカでは外トイレが一般的

アメリカでは最初から外でトイレをする習慣を身につけることを目標にしている家庭が一般的です。
もちろん、様々な理由でトイレシートを使う家庭もありますが、最終的には「外でトイレをすること」を目指してトレーニングを進めるケースがほとんどです。
なぜアメリカでは外トイレを教える家庭が多い?
そのため、「トイレは外でするもの」というルールを、子犬の頃から自然に教えていく家庭が多いのです。
外トイレのメリット・デメリット
- 室内で失敗する回数が減りやすい
- トイレシートを買い続ける必要がなくコスト削減
- 将来的に旅行先や外出先でも排泄できるようになる
- 家の中に排泄物の臭いが残らない
- 天気が悪くても外へ連れて行く必要がある
- ワクチン接種前は庭がないと場所選びに困る
- アパートやマンションでは外へ行くまでに時間がかかることがある
- 子犬のうちはかなり頻繁に外へ連れ出す必要があり大変
外トイレにはもちろんメリットもデメリットもありますが、どの方法が正解というわけではありません。
大切なのは、住んでいる環境やライフスタイルに合わせて、愛犬が安心して覚えられる方法を選ぶことです。
トイレトレーニングの基本的な流れ
子犬のトイレトレーニングで一番大切なのは、「失敗させない環境を作ること」です。
どれだけ私たちが頑張っていたとしても、もちろん失敗することはあります。何も珍しいことではありません。
しかし、「トイレを覚えてもらう」というより、
「成功体験を何度も積み重ねる」というイメージで進めることによって、失敗させない環境を作ることが出来ます。
トイレへ連れて行くタイミング
子犬は膀胱がまだ小さいため、大人の犬よりも頻繁にトイレをします。
- 朝起きた直後
- ご飯や水を飲んだ後
- 遊んでる最中
- 昼寝から起きた後
- クレートから出した直後
- 寝る前
- 夜中に起きた時
これらのタイミングはトイレへ行きたくなる子が非常に多いです。
あくまでも目安ですが、
◉生後2か月頃:15分〜1時間おき
◉生後4〜5か月頃:1〜2時間おき
◉生後6〜8か月頃:2〜4時間おき
くらいの頻度で外へ連れて行くと、失敗を減らしやすくなります。
このサインはトイレの合図!
これらのサインが見られたら、「まだ大丈夫かな?」と思わず、すぐに外へ連れて行ってあげましょう。
毎回同じ場所へ連れて行く
毎回違う場所ではなく、できるだけ同じ場所でトイレをさせましょう。
同じ場所には自分のニオイが残るため、「ここが自分のトイレだ」と覚えやすくなります。
ある程度慣れれば、子犬自身がお気に入りの場所を見つけて、そこで行くようになる子が多いです。
実際に、友達の子犬を約1か月預かったとき、その子はなかなか外でトイレができませんでした。
そこで、その子の家にあったうんちを持ち帰って外の決まった場所に置いてみたところ、すぐにその近くでトイレをしてくれるようになりました。それをきっかけに外トイレを覚え、その後はスムーズにトイレができるようになりました。
また、トイレに行きたくない時や遊び始めてしまう時は一度家の中に戻るほうがいいです。
トイレをさせるために外へ連れて行ったのに遊ばせてしまうと「外=遊ぶ時間」となってしまい、室内に戻ってきた瞬間にトイレをしてしまうことがあります。
外トイレが安定するまでは、「外=トイレの時間」となるように意識しましょう。
細かいエリアまで決めておこう
私は基本的に、草や土の上でトイレをさせるようにしています。
コンクリートの上では、よほどのことがない限りさせません。
理由は、ショッピングモールやカフェなどへ一緒に出かけたり、住宅街を散歩したりする際に、コンクリートや人の家の前など、どこでも排泄してしまうのを避けたいからです
「草や土のある場所=トイレをする場所」と教えておくことで、外出先でも安心して一緒に過ごしやすくなります。
もちろん、絶対にコンクリートの上で排泄してはいけないというわけではありません。
しかし、子犬の頃からトイレをする場所をある程度決めておくことで、将来的に犬と生活しやすくなると感じています。
トイレができたらすぐ褒める
トイレが成功したら、その場ですぐにたくさん褒めてあげましょう。
犬は時間が経ってから褒められても、「何を褒められたのか」を理解することができません。
そのため、トイレが終わったら1〜2秒以内を目安に褒めることが大切です。
「Yes!」や「Good boy(girl)!」など、短い言葉で褒めてあげると学習しやすくなります。
ご褒美をあげる
言葉で褒めるだけでなく、おやつをご褒美としてあげると、さらにトイレトレーニングが成功しやすくなります。「外でトイレをするといいことがある!」と学習しやすくなり、自分から積極的に外で排泄するようになります。
最初は、外でトイレができるたびに毎回ご褒美をあげましょう。
習慣として定着してきたら、少しずつおやつの回数を減らし、言葉で褒めることを中心にしていくのがおすすめです。
また、新しい場所や旅行先など、いつもと違う環境でトイレができたときも、私は必ずたくさん褒めておやつをあげるようにしています。
環境が変わると、いつも通りにトイレができなくなる犬も少なくありません。
そのため、「どこで(外)トイレをしても褒めてもらえる」という経験を積み重ねておくことで、新しい場所でも安心して排泄できるようになります。
失敗しても叱らない
トイレトレーニング中に失敗するのは当たり前です。
失敗したからといって叱ってしまうと、「トイレをすると怒られる」と勘違いし、隠れて排泄したり、人の前でトイレを我慢したりする原因になることがあります。
とはいえ、私たちも人間です。
思わず「あー!!!」「Nooooo」と反射的に言ってしまうこともあるでしょう。
でも、それだけで「トイレトレーニングが失敗した」「愛犬との信頼関係が壊れた」と心配する必要はありません。
私自身もフォスターパピーたちが失敗したとき、つい声が出てしまうことはあります。
それでも、その後の関わり方や普段からの信頼関係がしっかり築けていれば、大きな問題になることはほとんどありません。
大切なのは、失敗を責めることではなく、「なぜ失敗したのか」を考えることです。
失敗した時はすぐに片付け、次は成功できるようタイミングを見直してあげましょう。

まとめ
最初は思うようにいかず、何度も失敗してしまうこともあるかもしれません。
しかし、子犬にとっては失敗も学習の途中です。
- トイレへ連れて行くタイミング
- 毎回同じエリアで排泄すること
- 成功したらすぐに褒めてご褒美をあげること
この3つを意識して続ければ、少しずつ「トイレは外でするもの」と理解してくれるようになります。
もちろん、犬によって覚えるスピードはそれぞれ違います。
数日で覚える子もいれば、数週間〜数か月かかる子もいます。
他の子と比べず、その子のペースで成功体験を積み重ねていきましょう。
もっと詳しくアメリカで一般的なトイレトレーニングについて知りたい方は、American Kennel Club(AKC)のガイドも参考にしてみてください。
※この記事は、私自身がアメリカで保護犬・子犬のフォスターを経験する中で学んだことや、獣医・レスキュー団体から教わった内容をもとにまとめています。私は専門家やプロのドッグトレーナーではありません。犬の性格や健康状態によって最適な方法は異なりますので、ご自身で判断してください。

